府中地区医師会の概要


沿  革

 戦後の昭和22年11月1日に社団法人芦品郡医師会が設立され、 昭和50年2月20日に現在の社団法人府中地区医師会と名称が改められてから、それぞれ50年、22年が経過しています。 明治32年5月15日、芦品郡医会第1回総会が開催されてから数えると98年経ったことになり、 2年後の1999年には100周年を迎えます。また甲奴郡医師会は、甲奴郡医会として明治36年3月に第1回が開催されております。 戦後は昭和36年7月3日に社団法人甲奴郡医師会が設立され、今日に及んでおりましたが、 平成9年4月1日より府中地区医師会と合併しました。
 新公益法人制度に基づき、平成23年4月1日、一般社団法人府中地区医師会となりました。

府中地区医師会の沿革


地  域

 府中地区医師会は府中市、福山市駅家町・芦田町・新市町で保健・医療・福祉活動を行っている医師により 構成されています。この地域の総面積は321.9k・、総人口101,921人(H23.4.1現在)となっており、 担当エリアが広く、領域内には医療過疎ないしは無医地区が多く含まれておりますので、スピーディで高度の情報交換が特に大切です。 そして効率の良い情報メディアを利用した高いレベルの遠隔地医療ないしはへき地医療を確立することが新しいテーマの一つになってきました。 また複数の行政との緊密な連携が必要であることも私達の医師会の特徴です。一方広島県保健医療計画の中では、当地は福山・ 府中保健医療圏と呼ばれるより広域の圏域の中に位置付けられております。このような地域性から、複合的な広角視野のもとに 関係機関との緊密な連携が殊の外望まれるところです。


医療機関数と会員数

 現在の会員数は136名で、このうち管理者70名、共同経営者11名、勤務医55名です。全現役医師の平均年齢は57歳、 病院管理者と共同経営者の平均年齢は63歳となっています。医療機関数は70施設で、内訳は診療所58、病院8、老健施設4です。(2011年3月31日現在)